2018 年 4 月にオーストラリア人男性との入籍が決まっている Nobuko さんからの婚活体験記。
Nobuko さん(27 歳)のプロフィールと入籍決定までの経緯
ハリウッド映画を観て白人男性に憧れを抱き、国際結婚に興味を持ったという Nobuko さん。現在の彼氏はオーストラリア人で、海外の出会い系サイトで知り合う。
その後、約1年間の交際を経て 2018 年 4 月に入籍予定。結婚後は2-3年日本に住む予定だが、いずれはオーストラリアに移住する可能性も。
現在の英語レベルは TOEIC 600 点で、日常会話がこなせるレベル。彼からは「まだまだ未熟」と言われ、自分の英語力に自信喪失気味。しかし、結婚後は彼の家族とも英語でコミュニケーションしなければいけないし・・・と英語力のブラッシュアップに意欲を燃やす。
国際婚活体験記 ~ Nobuko さんに直撃インタビュー!~
国際結婚しようと思ったきっかけは何ですか?
ハリウッド映画やアメリカのドラマを観たりしているうちに、漠然とアメリカ人の白人男性に憧れていました。
現在の彼氏はオーストラリア人とのことですが、アメリカ人じゃなくてもいいんですか?
当時はアメリカの印象が強すぎて、アメリカ人がいいなぁと思っていました。でも、今は彼がオーストラリア人なので、アメリカ人じゃなくても大丈夫です。
なるほど。現在のオーストラリア人の彼とは、どうやって出会ったのですか?
海外の出会い系サイトです。
やはり今の時代、オンラインでの出会いが普通なんですかね?ほかに、外国人男性と出会う場所やきっかけとして、お勧めはありますか?
クラブやバーとか。お酒を飲みながらが、しかもそれほどお金もかからずお手ごろですね。たまに酔っ払いもいるけど・・・笑
一方、紹介制のマッチメイキングの会社などは、お金がかかるので敬遠しますね。
国際婚活中(デート期間中)のよかったことや、楽しかったことなどのエピソードを教えてください。
オーストラリアで、彼が自宅でホームパーティを開催してくれたのですが、そのときの外国っぽい雰囲気がとてもよかったです。
逆に、婚活中、辛かったことや苦労したことはありましたか?
英語力が十分なかったため、彼の家族と英語で会話することができなかったことです。
彼との婚約・結婚を決めたキッカケは何ですか?
まず、性格的に彼はあまり怒らない温和な人だったので、いい家庭が築けそうな気がしたからです。
あと、結婚の決め手になったエピソードとしては、シェアハウスに滞在していたとき、初日からトラブルに見舞われ、私はパニック状態で・・・。
でも、彼がすぐに私のところに駆けつけてくれて、手取り足取りサポートしてくれたんです。何があってもスーパーマンのごとく、私を助けに来てくれる・・・自分の中では、彼との結婚を決意する上で、とても大きなキッカケになったと思っています。
プロポーズは、どんな言葉だったんですか?また、どちらからプロポーズしましたか?
プロポーズの言葉はまったくなくって、花束も指輪ももらっていません!
私は業を煮やして、”When will you propose to me?” 「いつになったら、プロポーズしてくれるの?」ときいたら、彼は “Why should I?”「なんで?」としか答えてくれなくて・・・。
それはちょっと悲しいですね・・・。で、それからどう入籍までこぎつけたのですか?
なんとなく、そのまま結婚する方向に向かっていて、気づいたら結婚することになっていました・・・笑
婚活期間中、英語によるコミュニケーションで困った点や苦労した点は何ですか?
彼は格闘技が好きなのですが、会話でもその話しが出てくると、専門的な言葉もあったりして・・・。自分の現在の語彙力ではまったく話についていけないんですよね。また、政治の話になると、もうお手上げです。涙
専門分野の英語や時事英語については、その分野で使用される基礎語彙が分かっていないときついですね。まずは、日本語でその分野の話しがしっかりと理解できるようになることが先決ですね。
婚活期間中に後悔した事はありましたか? また、もう一度婚活をやり直せるなら、どういう点に注意したいですか?
彼のおおらかで寛大な性格を利用したわけじゃないんだけれど、私が彼にものすごくわがままを言ったことがあって・・・。「疲れるんだよね」とボソッと言われたときは、私もハッとしました。わがままに度が過ぎたな、甘えすぎも禁物かな・・・と反省しました。
なるほど・・・。そのときは、ひょっとしたら、ちょっとだけ prima donna 「プリマドンナ」のように振舞っちゃっていたのかもしれませんね。
<語彙解説> prima donna とは?
・英語の定義: a person who is difficult to please and who expects to be treated better than anyone else
・日本語の定義: 「特別扱いされないと気が済まないなど、自分の思うとおりにならないとすぐ怒る人」(元々イタリア語で、「オペラの主役女性歌手」の意味)
・例文: I don't know how to deal with her. She's been acting like a prima donna the past couple of days. 「どうやって彼女を扱っていいかわかんないよ。ここ2,3日ずっとプリマドンナになってるからね。」
そんなときは、次のように言ってみてはいかがでしょうか?「私もちょっと反省してま~す!」というニュアンスが伝わると思います。
Sometimes you are too nice, and I guess I have been a bit spoiled by you.
I did not mean for it to seem like I was taking advantage of you though, for that I apologize.
「あなたって優しすぎるときがあって、私もちょっとあなたに甘えすぎていたのかもしれない。そんなあなたを利用しようとしたつもりはないんだけど。もしそう見えたとしたら、ごめんなさい。」
Nobuko さんの国際婚活体験談として、特にシェアしたい体験談、出来事などがあれば簡単におしえてください。
ちょっとカルチャーショックだったんですが、欧米では小さい子供と一緒にお風呂に入ったりしないときいて驚きました。子供ができたら、一緒にお風呂やシャワーで体を洗ってあげたりとかしたかったのに・・・。
彼にきいたら「子供の前で裸になること自体、抵抗がある」と言っていました。これには少し違和感を覚えましたね。親として、また子供とのふれあいの一環としても、日本では普通なことだし、ちょっと寂しい気がしました。
たしかにそうですね。別の例ですが、欧米社会では基本的に日本のように家族が川の字になって寝る、という習慣がありません。欧米では、そういうことは不適切なイメージがあり、タブー視されているんですね。
なので、アメリカでは小さい頃から子供には別室が与えられ、親とは別々に寝ます。実際に私も、他のアメリカ人から、誤解されないよう気をつけたほうがよい、とアドバイスを受けたことがありますよ。
最後に、これから国際婚活・国際結婚を目指す日本人女性に対して、なにかアドバイスがあればお願いします。
英語が苦手でも、積極的に日本人女性の良さを態度でアピールすることが大事だと思います。たとえば、相手が汗をかいていたり、手を洗った後に拭くものがなかったりしたときに、とっさにハンカチを差し出してあげるとか・・・。英語が話せなくても、それは態度で示せるので。
いいアドバイスですね!日本人女性特有の「おもてなし」というか、きめ細かい心遣いを示すことで、相手の男性のハートもキュンとなることでしょう~!
特に、白人女性の気の強さに恐れ多く感じている欧米人男性もいたりしますので、彼らにとって、そういう仕草は強力ですね。今後も、Nobuko さんの可愛らしさと優しい心遣いを武器に、彼氏をメロメロにしてあげて下さい!
この度は、国際婚活体験談のインタビューにご協力頂き、ありがとうございました!Nobuko さん、末永くお幸せになってくださいね~!